先に、いちばん大事なことだけ書きます。
aarke(アールケ)の炭酸水メーカーに使えるガスシリンダーは、ソーダストリームの"ネジ式"(410g/60Lのスタンダードタイプ)だけです。

いま店頭で目立つ場所に並んでいる"クイックコネクト"のシリンダーは、aarkeには付きません。差し込み口の構造そのものが違うので、力を入れても入らないし、変換もできません。

しかも厄介なことに、aarke公式サイトはガスシリンダーを売っていません。本体だけが手元に届いて、ガスは自分で調達する——という順序になります。つまり"本体は届いたのに炭酸が作れない"という状態が、普通に起こり得ます。

この記事では、どれを買えばいいのか、どこで買えるのか、いくらかかるのかを、公式サイトの仕様と実売価格を突き合わせて整理します。

結論:買うのは「ネジ式・60L」。それ以外は付きません

aarkeの公式サイトには、対応するガスシリンダーがはっきり書かれています。
『Sodastream社の410g / 60Lのスタンダードタイプ』——これだけです。

そのうえで、こうも明記されています。
『クイックコネクト ガスシリンダー、Sodastream社以外のガスシリンダーには対応しておりません』

つまり選択肢は1つしかありません。
ソーダストリームの、ネジ式の、60Lタイプ。

逆に言えば、ここさえ間違えなければ迷う要素はありません。問題は、"間違えやすい状況が整っている"ことのほうです。

シリンダーの方式 この方式を使うソーダストリームの機種 aarkeで使えるか
ネジ式
(スタンダード/410g・60L)
SOURCE/SPIRIT/GENESIS/MINI DELUXE など 使える
クイックコネクト
(CQC)
TERRA/ART/DUO/GAIA/E-TERRA 使えない
他社製・互換品 ソーダストリーム社以外が販売しているもの 公式が非対応と明記
※ 機種の対応関係は、ソーダストリーム公式の各シリンダー商品ページに記載されている非対応機種から整理したものです(2026年8月時点)。
ひとことで言うとソーダストリームの新しい機種(TERRA・ART・DUOなど)を持っている人が、その流れで同じシリンダーを買うと、aarkeでは使えません。「ソーダストリーム用だから大丈夫だろう」が通用しない、というのがこの案件のいちばんの落とし穴です。

なぜ多くの人が間違えるのか

理由は2つあります。どちらも、買う人の不注意ではありません。

① aarke公式はガスシリンダーを売っていない

aarkeの公式サイトで買えるのは、本体・ボトル・グラスウェア・浄水器です。ガスシリンダーの取り扱いはありません。商品ページにも『ガスシリンダーは付属しておりません』とはっきり書かれています。

本体を買った時点では、まだ炭酸水は作れない。
この"もう一手"が必要なことを、届いてから知る人が出てきます。

② ソーダストリーム側の主流が入れ替わっている

ソーダストリームは、シリンダーをひねって取り付ける"ネジ式"と、差し込むだけで固定される"クイックコネクト"の2方式を並行して展開しています。

新しい機種(TERRA・ART・DUO・GAIA・E-TERRA)はクイックコネクト側です。店頭で目に入りやすいのも、売り場で推されているのも、こちらになりがちです。

そしてaarkeが対応しているのは、後者ではなく前者——ネジ式のほうです。

"新しくて便利なほう"を選ぶと外れる、という構図になっているわけです。ここだけは、値段でも人気でもなく、方式で選んでください。

ステンレス製の炭酸水メーカーが置かれたキッチンのイメージ
ステンレス製の炭酸水メーカーが置かれたキッチンのイメージ

買う前に方式を見分ける方法

商品名だけでは分かりにくいので、確実な判別方法を書いておきます。

商品名に「クイックコネクト」「CQC」と入っていたら避ける

ソーダストリーム公式では、クイックコネクト用のシリンダーに『クイックコネクト ガスシリンダー』『CQC』という表記が付きます。この語が入っているものは、aarkeでは使えません。

逆に、単に『ガスシリンダー 60L』とだけ書かれているものがネジ式です。

対応機種の記載から逆引きする

いちばん確実なのは、商品ページの対応機種の記載を見ることです。

ネジ式(=aarkeで使えるほう)の交換用シリンダーには、『E-TERRA, ART, TERRA, DUO, GAIAには対応しておりません』という但し書きが付いています。
この5機種の名前が"非対応"側に並んでいたら、それがネジ式です。

互換品・詰め替えについてネット上には他社製の互換シリンダーや詰め替えサービスも存在しますが、aarke公式は『Sodastream社以外のガスシリンダーには対応しておりません』と明記しています。高圧ガスを扱う機器なので、この記事では公式が認めている範囲だけを紹介します。

いくらかかるのか(1本目と2本目で値段が変わります)

ガスシリンダーには『新規購入用』と『交換用』の2種類の値段があります。同じ物なのに約1,600円ちがうので、ここも先に知っておいたほうがいい部分です。

買うもの 税込価格 条件
ネジ式60L
【新規購入用】
¥4,150 1本目はこちら。返却するものが無いため
ネジ式60L
【交換用】
¥2,580 空シリンダーの返却が前提。2本目以降はこの価格
クイックコネクト60L ¥4,150/¥2,580 値段は同じだが aarkeには付かない
※ ソーダストリーム公式オンラインショップの2026年8月時点の価格です。キャンペーンで変動することがあります。

交換用が安いのは、空になったシリンダーを返却することが前提だからです。公式ショップでも『交換返却される本数以上の交換用シリンダーはご注文いただけません』と制限されています。

したがって、いちばん最初の1本は必ず『新規購入用』の¥4,150になります。2本目からは¥2,580です。

ネジ式のガスシリンダーを探す →

※ 通販で買えるのは基本的に「新規購入用」です。安い「交換用」は空シリンダーの返却が前提になります

どこで買えて、空になったらどうするのか

調達先は大きく3つあります。

🏪

店頭で交換する

スーパー・ドラッグストア・家電量販店など、全国11,000店舗以上で取り扱いがあります。空を持ち込んでその場で交換できるのがいちばん早い方法です

📦

宅配で交換する

公式オンラインショップで交換用を注文し、配達員に空のシリンダーを渡します。玄関先で完結するので、重いものを運ばずに済みます

🛒

通販で新規購入する

1本目や予備を増やしたいときはこちら。返却する空が無くても買えますが、価格は新規購入用になります

運用としては、2本持ちにしておくのが無難です。
使い切ってから交換に行くと、その間は炭酸水を作れません。予備が1本あれば、空になった側をゆっくり交換に回せます。

ランニングコストはどのくらいか

60Lのシリンダー1本で、規定の炭酸の強さなら約60L分の炭酸水が作れる計算です。交換用の¥2,580で割ると、1リットルあたり約43円になります。

市販の炭酸水(500mlペットボトル)を1本100円前後で買っていると、1リットルあたりは200円前後です。毎日1リットル飲む人なら、差額は月に4,000円を超えます。

ただし、この計算には注意点があります。
aarkeはレバーを押す回数で炭酸の強さを変えられる仕組みで、強炭酸にするほどガスの減りは早くなります。強めが好きな人は、60Lという数字より短くなると考えておいてください。

本体代を回収する話ではありませんCarbonator 3 は¥29,700(税込)です。1リットルあたりの差額で本体代を回収しようとすると、かなりの量を飲む前提になります。aarkeは"安く済ませるための道具"ではなく、電源コードを使わずキッチンに出しっぱなしにできるステンレスの道具、という位置づけで選ぶものです。

本体は2種類。どちらもガスの条件は同じです

aarkeの炭酸水メーカーには Carbonator 3 と Carbonator Pro があります。対応するガスシリンダーはどちらも同じ(ネジ式・410g/60L)なので、ここまでの内容は両方に当てはまります。

🥤

Carbonator 3 / ¥29,700

BPAフリーのPETボトルが同梱。カラーはスチールシルバー・マットブラック・マットホワイト・バーガンディの4色

🍾

Carbonator Pro / ¥49,500

ガラスボトルが同梱される上位モデル。価格差はおよそ2万円

🔌

共通

電源不要・コードレス。ステンレス筐体で、置きっぱなしにする前提の設計

Carbonator 3 の仕様とカラーを見る →

※ ¥29,700(税込)/スチールシルバー・マットブラック・マットホワイト・バーガンディの4色

まとめ:買う前に確認するのはこの3点だけ

長くなったので、要点だけ残します。

買う前の確認は3点だけ
  1. ガスシリンダーはソーダストリームのネジ式・60L(410g)を買う
  2. クイックコネクト(CQC)は付かない。TERRA・ART・DUO・GAIA・E-TERRA用のものは選ばない
  3. 1本目は「新規購入用」¥4,150。2本目からは空を返して「交換用」¥2,580

aarke公式サイトではガスシリンダーを扱っていないので、本体を注文するときに一緒に片付けられません。本体が届いてから慌てないように、ガスの調達先だけ先に決めておくと確実です。

逆に言えば、この段取りさえ済ませてしまえば、あとは電源も配線も要らない道具です。

ガスの段取りが分かってから

本体を選ぶのは、ここまで読んでからで遅くありません

aarkeは電源を使いません。コードが無く、ステンレスの筐体をそのままキッチンに出しておける——この一点のために選ばれている道具です。逆に言えば、ガスシリンダーの調達さえ段取りできていれば、後から困る要素はほとんどありません。カラーと本体サイズだけ、公式で確認しておいてください。

▶ aarke公式サイトで本体を見る
※ ガスシリンダーは公式サイトでは取り扱いがありません。本体とは別に用意してください