先に、いちばん大事なことだけ書きます。
aarke(アールケ)の炭酸水メーカーに使えるガスシリンダーは、ソーダストリームの"ネジ式"(410g/60Lのスタンダードタイプ)だけです。
いま店頭で目立つ場所に並んでいる"クイックコネクト"のシリンダーは、aarkeには付きません。差し込み口の構造そのものが違うので、力を入れても入らないし、変換もできません。
しかも厄介なことに、aarke公式サイトはガスシリンダーを売っていません。本体だけが手元に届いて、ガスは自分で調達する——という順序になります。つまり"本体は届いたのに炭酸が作れない"という状態が、普通に起こり得ます。
この記事では、どれを買えばいいのか、どこで買えるのか、いくらかかるのかを、公式サイトの仕様と実売価格を突き合わせて整理します。
結論:買うのは「ネジ式・60L」。それ以外は付きません
aarkeの公式サイトには、対応するガスシリンダーがはっきり書かれています。
『Sodastream社の410g / 60Lのスタンダードタイプ』——これだけです。
そのうえで、こうも明記されています。
『クイックコネクト ガスシリンダー、Sodastream社以外のガスシリンダーには対応しておりません』
つまり選択肢は1つしかありません。
ソーダストリームの、ネジ式の、60Lタイプ。
逆に言えば、ここさえ間違えなければ迷う要素はありません。問題は、"間違えやすい状況が整っている"ことのほうです。
| シリンダーの方式 | この方式を使うソーダストリームの機種 | aarkeで使えるか |
|---|---|---|
| ネジ式 (スタンダード/410g・60L) |
SOURCE/SPIRIT/GENESIS/MINI DELUXE など | 使える |
| クイックコネクト (CQC) |
TERRA/ART/DUO/GAIA/E-TERRA | 使えない |
| 他社製・互換品 | ソーダストリーム社以外が販売しているもの | 公式が非対応と明記 |
なぜ多くの人が間違えるのか
理由は2つあります。どちらも、買う人の不注意ではありません。
① aarke公式はガスシリンダーを売っていない
aarkeの公式サイトで買えるのは、本体・ボトル・グラスウェア・浄水器です。ガスシリンダーの取り扱いはありません。商品ページにも『ガスシリンダーは付属しておりません』とはっきり書かれています。
本体を買った時点では、まだ炭酸水は作れない。
この"もう一手"が必要なことを、届いてから知る人が出てきます。
② ソーダストリーム側の主流が入れ替わっている
ソーダストリームは、シリンダーをひねって取り付ける"ネジ式"と、差し込むだけで固定される"クイックコネクト"の2方式を並行して展開しています。
新しい機種(TERRA・ART・DUO・GAIA・E-TERRA)はクイックコネクト側です。店頭で目に入りやすいのも、売り場で推されているのも、こちらになりがちです。
そしてaarkeが対応しているのは、後者ではなく前者——ネジ式のほうです。
"新しくて便利なほう"を選ぶと外れる、という構図になっているわけです。ここだけは、値段でも人気でもなく、方式で選んでください。

買う前に方式を見分ける方法
商品名だけでは分かりにくいので、確実な判別方法を書いておきます。
商品名に「クイックコネクト」「CQC」と入っていたら避ける
ソーダストリーム公式では、クイックコネクト用のシリンダーに『クイックコネクト ガスシリンダー』『CQC』という表記が付きます。この語が入っているものは、aarkeでは使えません。
逆に、単に『ガスシリンダー 60L』とだけ書かれているものがネジ式です。
対応機種の記載から逆引きする
いちばん確実なのは、商品ページの対応機種の記載を見ることです。
ネジ式(=aarkeで使えるほう)の交換用シリンダーには、『E-TERRA, ART, TERRA, DUO, GAIAには対応しておりません』という但し書きが付いています。
この5機種の名前が"非対応"側に並んでいたら、それがネジ式です。
いくらかかるのか(1本目と2本目で値段が変わります)
ガスシリンダーには『新規購入用』と『交換用』の2種類の値段があります。同じ物なのに約1,600円ちがうので、ここも先に知っておいたほうがいい部分です。
| 買うもの | 税込価格 | 条件 |
|---|---|---|
| ネジ式60L 【新規購入用】 |
¥4,150 | 1本目はこちら。返却するものが無いため |
| ネジ式60L 【交換用】 |
¥2,580 | 空シリンダーの返却が前提。2本目以降はこの価格 |
| クイックコネクト60L | ¥4,150/¥2,580 | 値段は同じだが aarkeには付かない |
交換用が安いのは、空になったシリンダーを返却することが前提だからです。公式ショップでも『交換返却される本数以上の交換用シリンダーはご注文いただけません』と制限されています。
したがって、いちばん最初の1本は必ず『新規購入用』の¥4,150になります。2本目からは¥2,580です。
どこで買えて、空になったらどうするのか
調達先は大きく3つあります。
店頭で交換する
スーパー・ドラッグストア・家電量販店など、全国11,000店舗以上で取り扱いがあります。空を持ち込んでその場で交換できるのがいちばん早い方法です
宅配で交換する
公式オンラインショップで交換用を注文し、配達員に空のシリンダーを渡します。玄関先で完結するので、重いものを運ばずに済みます
通販で新規購入する
1本目や予備を増やしたいときはこちら。返却する空が無くても買えますが、価格は新規購入用になります
運用としては、2本持ちにしておくのが無難です。
使い切ってから交換に行くと、その間は炭酸水を作れません。予備が1本あれば、空になった側をゆっくり交換に回せます。
ランニングコストはどのくらいか
60Lのシリンダー1本で、規定の炭酸の強さなら約60L分の炭酸水が作れる計算です。交換用の¥2,580で割ると、1リットルあたり約43円になります。
市販の炭酸水(500mlペットボトル)を1本100円前後で買っていると、1リットルあたりは200円前後です。毎日1リットル飲む人なら、差額は月に4,000円を超えます。
ただし、この計算には注意点があります。
aarkeはレバーを押す回数で炭酸の強さを変えられる仕組みで、強炭酸にするほどガスの減りは早くなります。強めが好きな人は、60Lという数字より短くなると考えておいてください。
本体は2種類。どちらもガスの条件は同じです
aarkeの炭酸水メーカーには Carbonator 3 と Carbonator Pro があります。対応するガスシリンダーはどちらも同じ(ネジ式・410g/60L)なので、ここまでの内容は両方に当てはまります。
Carbonator 3 / ¥29,700
BPAフリーのPETボトルが同梱。カラーはスチールシルバー・マットブラック・マットホワイト・バーガンディの4色
Carbonator Pro / ¥49,500
ガラスボトルが同梱される上位モデル。価格差はおよそ2万円
共通
電源不要・コードレス。ステンレス筐体で、置きっぱなしにする前提の設計
まとめ:買う前に確認するのはこの3点だけ
長くなったので、要点だけ残します。
aarke公式サイトではガスシリンダーを扱っていないので、本体を注文するときに一緒に片付けられません。本体が届いてから慌てないように、ガスの調達先だけ先に決めておくと確実です。
逆に言えば、この段取りさえ済ませてしまえば、あとは電源も配線も要らない道具です。
本体を選ぶのは、ここまで読んでからで遅くありません
aarkeは電源を使いません。コードが無く、ステンレスの筐体をそのままキッチンに出しておける——この一点のために選ばれている道具です。逆に言えば、ガスシリンダーの調達さえ段取りできていれば、後から困る要素はほとんどありません。カラーと本体サイズだけ、公式で確認しておいてください。
▶ aarke公式サイトで本体を見る
※ ガスシリンダーは公式サイトでは取り扱いがありません。本体とは別に用意してください
