家系図は、いつか時間ができたら作ろう。そう思っている人は多いと思います。でも家系図の材料になる古い戸籍には、法律で決まった保存期間があります。明治の戸籍は、早いものだと2030年代の後半から、その期限を迎えはじめます。この記事では、なぜ「今」なのかを法令と公式の情報だけで整理したうえで、家系図作成サービス「家系図めぐり」の料金を、家系図に載る1人あたりの値段に直して比べます。贈り物にする場合の申し込みの目安日も出しました。料金・納期などは2026年10月25日時点の公式サイトの記載です。
先に結論:「いつか」ではなく「今」作る理由は3つあります
・家系図の材料になる古い戸籍の保存期間は、法令で「150年」と決まっています。明治の戸籍は、早いものだと2030年代後半から順に期限を迎えます
・戸籍で分かるのは名前・続柄・日付までです。ご先祖様がどんな人だったかは、話を聞ける家族がいるうちにしか分かりません
・作成には2〜6か月かかります。贈り物にするなら、2027年の母の日に「本格・全家系」を間に合わせる目安は11月9日です
家系図作成サービス「家系図めぐり」の料金は29,800円から39万9,800円まで。家系図に載る1人あたりで見ると、高いプランほど割高とは限りません。順番に見ていきます。
理由1:古い戸籍には「150年」の保存期間がある
家系図は、戸籍をさかのぼって作ります。亡くなった人や結婚で抜けた人の戸籍は「除籍」、法律の改正で作り直される前の古い戸籍は「改製原戸籍」として、役所に保存されています。その保存期間は、戸籍法施行規則で「当該年度の翌年から百五十年」と決まっています。

150年と聞くと長く感じますが、家系図でたどりたいのは明治の戸籍です。たとえば明治20年(1887年)に除籍された戸籍なら、保存期間が終わるのは2037年。明治31年に作り直された「明治19年式戸籍」なら2048年です。
保存期間を過ぎたからといって、すぐに捨てられるとは限りません。廃棄するかどうかは各自治体の判断です。ただ、保存期間が今より短かった時期にすでに廃棄された戸籍や、災害・戦災で失われた戸籍もあります。家系図めぐりの「全額返金保証」も、まさに「戸籍の廃棄・焼失で遡れなかった場合」を想定した制度です。残っている戸籍は、今のうちに取っておくほど確実です。
理由2:戸籍に書いていないことは、家族に聞くしかない
戸籍調査で分かることと分からないことを、家系図めぐりの公式FAQから整理しました。
戸籍は、名前と続柄と日付の記録です。ご先祖様の職業や、家紋や、どんな暮らしをしていたかは書かれていません。そこを埋められるのは、祖父母や親の記憶だけです。
家系図ができあがると、「この人は誰?」「この人の話、聞いたことある?」と、家族に聞くきっかけになります。家系図は、話を聞ける人がいるうちに作るほど、中身が濃くなります。
理由3:自分で集めることもできるが、時間がかかる
2024年3月から、本籍地以外の役所の窓口でも戸籍をまとめて請求できるようになりました(広域交付)。自分で戸籍を集めるハードルは、以前より下がっています。ただし条件があります。
1家系だけ、平日に窓口へ行けて、明治の手書きの戸籍を読む根気があるなら、自分で集めるのも1つの方法です。父方・母方の両方や、祖父母の代の4つの名字までさかのぼりたい、あるいは贈り物として仕上がった形で渡したいなら、頼んだほうが早くて確実です。
家系図めぐりの料金を「1人あたり」で比べる
家系図めぐりには「お手軽家系図プラン」と「本格家系図プラン」があり、それぞれ「家系数」と「兄弟姉妹の記載あり・なし」で料金が決まります。「家系」は名字のことで、自分の名字だけなら1家系、父と母の名字なら2家系、祖父母の4つの名字なら4家系です。
表を1人あたりで見ると、はっきりした傾向があります。「兄弟姉妹あり」は、家系図に載る人数が2〜3倍に増えるので、1人あたりではかえって安くなります。お手軽の4家系・兄弟姉妹ありは、1人あたり約1,300〜2,000円で、表の中でいちばん安い水準です。
お手軽と本格の違いは、家系図そのものではなく一緒に届く資料です。お手軽は家系図(和紙・A4)・戸籍謄本の原本・USBメモリ。本格はそれに加えて、系譜、長生きグラフ、生没年月日一覧、年代表チャート、歴史年表、特注フォルダと保存箱が付きます。家族で眺めて話のきっかけにするなら本格、まず家系図だけ欲しいならお手軽、という分け方になります。
申し込む前に決めておきたいこと
申し込みの流れは、公式サイトから申し込む → 申込書類が郵送で届く → 記入して返送 → 戸籍調査 → 家系図の原案がPDFでメールに届く → 確認・修正 → 発送、の順です。原案を了承してから、お手軽で約10日、本格で約20日で発送されます。
贈り物にするなら、記念日から逆算する
家系図は、長寿のお祝いや父の日・母の日の贈り物としても選ばれています。ただし納期が2〜6か月あるので、思い立ってから間に合わないことがあります。2027年の記念日から、各プランの納期の最長で逆算するとこうなります。
いちばん人気の「本格・全家系」は納期が3〜6か月です。2027年の母の日に贈るなら11月9日、父の日なら12月20日が申し込みの目安で、どちらも年内に動く必要があります。還暦・古希・喜寿などの長寿祝いも、お祝いの日から同じように逆算してください。
まとめ
・古い戸籍(除籍・改製原戸籍)の保存期間は150年。明治の戸籍は2030年代後半から順に期限を迎える
・戸籍で分かるのは名前・続柄・日付まで。職業や家紋、人となりは家族に聞くしかない
・2024年3月から自分でも集めやすくなったが、窓口・直系だけ・手書きの戸籍を読む手間は残る
・家系図めぐりは29,800円〜399,800円。1人あたりでは「兄弟姉妹あり」のほうが安い
・キャンセル不可・銀行振込のみ。家系数と兄弟姉妹のあり・なしは家族で決めてから申し込む
・母の日に「本格・全家系」を贈るなら、申し込みの目安は11月9日
家系図は、戸籍と、話を聞ける人がいるうちに
家系図の材料になる古い戸籍には保存期間があり、災害や戦災ですでに失われたものもあります。そして戸籍から分かるのは名前と続柄と日付までで、ご先祖様がどんな仕事をして、どんな人だったかは、家族の記憶にしか残っていません。家系図ができたら、まず祖父母や親に見せて話を聞く。それが家系図をいちばん生かす使い方だと思います。家系図めぐりはお手軽プラン29,800円から(税込・実費・送料込み)。注文後のキャンセルはできないので、家系数と兄弟姉妹のあり・なしを家族と決めてから申し込んでください。

▶ 家系図めぐりの公式サイトを見る
※ 申し込み後、申込書類が郵送で届きます。支払いは銀行振込です
※料金・納期・セット内容・返金保証・申し込みの流れ・FAQは、家系図めぐり公式サイトの記載です(2026年10月25日時点)。「1人あたり」の値段と申し込みの目安日は、公式の記載をもとにした当サイトの計算です。戸籍の保存期間は戸籍法施行規則、広域交付の条件は各自治体の案内によります。
