アフタヌーンティーで一番よく聞く不満は、味でも値段でもなく「時間が足りなかった」です。
2時間制のつもりで行ったら、写真を撮って、話して、紅茶をおかわりしたら終わっていた。
そこで東京の7店を実際に調べたところ、同じ店の同じ値段で「2時間制」と「滞在無制限」のプランが並んでいました。
違うのはプラン名の末尾に書かれた、かっこの中の数文字だけです。
この記事は、東京でアフタヌーンティーをゆっくり楽しみたい人向けです
アフタヌーンティーは、食事というより過ごし方を買うものだと思います。スタンドの写真を撮って、順番に食べて、話して、紅茶をおかわりする。これを全部やると、2時間はあっという間に終わります。
実際、時間が足りなかったという話は、味や値段の不満よりよく聞きます。
- 女子会・母娘・記念日で、東京都内のアフタヌーンティーを予約したい
- 前に行ったとき2時間で急かされたので、今度はゆっくりしたい
- 写真を撮って、話して、紅茶を何杯もおかわりしたい
- 予算は3,000円から8,000円台まで、幅を見てから決めたい
そこでオズモールで東京の7店を確認しました。調べていて一番驚いたのは、"同じ店の同じ値段で、2時間制と滞在無制限のプランが並んでいた"ことです。先にそこから書きます。

同じ6,500円で、2時間制と滞在無制限が並んでいます
銀座の tcc GINZA には、こういう2つのプランがあります。どちらも6,500円、どちらも平日、どちらも2名から、どちらもメッセージ付きです。
違うのは、プラン名の末尾のかっこの中だけ。片方は"2時間制"、もう片方は"滞在無制限"と書かれています。
品川のグランドプリンスホテル新高輪でも同じことが起きています。どちらも7,345円で、片方が2時間制、もう片方が2.5時間のカフェフリーに滞在時間無制限が付いたものです。
ただしこちらは平日3組限定なので、いつでも取れるわけではありません。
そのうえでプラン名のかっこの中を読めば、平日限定か土日祝も対象かが分かります。
そもそも「滞在時間無制限」は1種類ではありません
オズモールには、時間制限のないプランだけを集めた一覧があります。そこに出ていた10件のプラン名を読んでみたところ、"無条件で無制限"と言えるものは、むしろ少数でした。
特に②は見落としやすいところです。「16時まで滞在無制限」は、16時までなら何時間でもいてよい、という意味です。14時に入れば2時間ですが、11時半に入れば4時間半になります。
無制限という言葉だけを見て夕方まで居るつもりでいると、予定が変わります。
東京の7店を、滞在時間の書かれ方で並べます
価格・滞在時間の表記・キャンセル料の起点・口コミ点数を1つの表にしました。横にスクロールできます。
価格だけを見ると順番が変わるので、滞在時間の列と併せて見てください。
曜日の指定なしで滞在時間無制限と書かれていたのは、7店のうち中国料理 陽明殿だけでした。表参道のザ ストリングスは平日と土日祝の両方に無制限のプランがあり、土日に行きたい場合の候補になります。
東京のアフタヌーンティー7選
価格の安い順です。金額はすべて税・サ込で、2026年8月16日時点のものです。
1. The Lobby Cafe/グランドニッコー東京 台場|3,000円から、台場駅すぐ
価格帯:3,000円〜/エリア:台場(ゆりかもめ「台場駅」改札を出て右側すぐ)
利用シーン:女子会、母娘、家族での集まり
東京都港区台場2-6-1 グランドニッコー東京 台場 2F。大きな窓から光が入るロビーのカフェで、季節ごとに"色"をテーマにしたアフタヌーンティーが出ます。
乾杯モクテルとカフェフリーが付く平日のプランが3,000円から。滞在時間無制限へのアップグレードが付いたプランは、一覧では通常7,000円から10%OFFの6,300円で出ていました。同じ店でも見る場所によって表示される金額が違うので、予約画面で確定させてください。
注意したいのはキャンセル料で、3日前から100%、人数の変更も100%です。7店の中でいちばん早く発生します。口コミは4.51(2,081件)。
2. 望水楼 上野店|30%OFFの3,500円、中華のアフタヌーンティー
価格帯:3,500円〜/エリア:上野(京成本線「上野駅」より徒歩1分、JR「上野駅」不忍口より徒歩5分)
利用シーン:女子会、母娘、友人とのランチ
東京都台東区上野2-14-30 ライオンズマンション上野山下2F。特級点心師が作る点心が出る中華のアフタヌーンティーです。
スイーツと点心3種類に選べるメインが付いて、通常5,000円から30%OFFの3,500円。4種のカフェフリーとランチ滞在無制限へのアップグレードが付いた平日のプランです。
この記事で確認した中では、割引の幅がいちばん大きいプランでした。キャンセル料は前日20%・当日80%と比較的ゆるやかです。口コミは4.10(303件)。
3. tcc GINZA|同じ6,500円で2時間制と滞在無制限が並ぶ店
価格帯:5,500〜8,000円/エリア:銀座(銀座駅A5出口より徒歩1分、東銀座駅より徒歩3分)
利用シーン:女子会、記念日、母娘
東京都中央区銀座5-9-1 銀座幸ビル4F。銀座四丁目交差点を望む場所にあります。アフタヌーンティーは11:30〜17:00の完全予約制です。
プランは5,500円(平日・2時間制)から。6,000円で16時まで滞在無制限になるもの、8,000円でカフェフリー付きの16時まで無制限になるものがあります。
この記事の冒頭で挙げた6,500円が2つ並ぶのがこの店です。総席数48席と小さめなので、条件を決めてから探すほうが早いはずです。キャンセル料は当日100%・1日前50%、個室利用の場合は3日前から100%。口コミは4.69(1,768件)。
4. CAFE VAVA|平日と土日祝で550円違い、無制限が付くのは平日だけ
価格帯:5,500〜6,490円/エリア:日本橋(日本橋駅B4出口より徒歩1分・駅直結)
利用シーン:女子会、母娘、子ども連れ
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋S.C.新館3F。国産米粉100%のグルテンフリーのパンケーキで知られる店です。
アフタヌーンティーのプランは3つあります。土日祝の5種おかわり自由が5,500円(人気No.1)、平日限定の15種おかわり自由+滞在無制限が5,940円、土日祝の15種おかわり自由が6,490円。
つまり同じ15種おかわり自由でも、平日と土日祝で550円違い、滞在無制限が付くのは平日のほうだけです。サービス料がかからず、ベビーカーOK・おむつ交換台・離乳食の持ち込みOKと子連れの記載も具体的。口コミは4.38(2,229件)。
5. TAVERN by the green/ザ ストリングス 表参道|土日祝にも滞在無制限がある
価格帯:6,500〜7,000円/エリア:表参道(「表参道駅」B5出口 地下通路より直結 徒歩1分)
利用シーン:女子会、記念日、デート
東京都港区北青山3-6-8 ザ ストリングス 表参道 2F。けやき通りを見下ろす位置にあります。
TWGのカフェフリーが付いて滞在時間無制限のプランが、平日6,500円・土日祝7,000円。500円の差で土日祝も選べます。
この記事で確認した範囲では、土日祝の滞在時間無制限がはっきり書かれていたのはこの店だけでした。平日3時間滞在のプランも同じ6,500円であります。
キャンセル料は2日前30%・前日50%・当日100%で、変更の場合も当日は100%。ランチとティーの時間帯は年齢制限がありません。口コミは4.64(1,746件)。
6. Lounge Momiji/グランドプリンスホテル新高輪|7,345円が2種類ある
価格帯:7,345〜9,300円/エリア:品川(JRほか「品川駅」高輪口より徒歩約5分、「高輪台駅」A1出口より徒歩約3分)
利用シーン:記念日、母娘、女子会
東京都港区高輪3-13-1 グランドプリンスホテル新高輪1F。緑を眺められるオールデイラウンジで、総席数は136席あります。
7,345円のプランが2つあり、片方がカフェフリーの2時間制、もう片方が2.5時間カフェフリー+滞在時間無制限へのアップグレード(平日3組)です。ほかに窓側席確約の7,800円、お土産のハーブティーが付く9,300円もあります。
サービス料13%はプランに含まれますが、当日の追加オーダー分にはかかります。長くいて追加注文する前提なら、ここは覚えておいてください。キャンセル料は当日100%・3日前から50%。口コミは4.73(1,811件)で、7店の中でいちばん高い数字でした。
7. 中国料理 陽明殿/ザ・プリンス パークタワー東京|曜日の指定なしで滞在時間無制限
価格帯:8,625〜9,000円/エリア:赤羽橋(大江戸線「赤羽橋駅」赤羽橋口より徒歩2分、三田線「芝公園駅」A4出口より徒歩3分)
利用シーン:記念日、家族での食事、接待
東京都港区芝公園4-8-1 ザ・プリンス パークタワー東京 B1F。総席数150席の中国料理店です。
点心師が作る点心と麻辣湯などの選べる麺飯が付く Chinese Afternoon Tea が8,625円。中国茶2時間飲み放題+滞在時間無制限という書き方で、7店の中で唯一、曜日の限定が付いていませんでした。
スイーツを食べ続けるより、食事に近いものを長く楽しみたい人向けです。服装はビーチサンダルや短いパンツを避けるようにという記載があります。キャンセル料は3日前から50%・当日100%。口コミは4.57(238件)。

長くいるなら、サービス料とキャンセル料も見ておく
滞在時間だけをそろえても、当日の会計と予定の変更で差が出ます。この2つは店ごとに書き方がまったく違いました。
「サービス料13%(オズモールのプランにつきましてはサービス料が含まれておりますが、当日の追加オーダー分につきましてはサービス料がかかります)」
プラン代は込みなので予約時点では気にしなくていいのですが、滞在無制限で長くいて、追加でケーキやお酒を頼むと、その分に13%が乗ります。
今回の7店のサービス料は、新高輪と台場が13%、表参道と陽明殿が15%、tcc GINZAと望水楼が夜10%、CAFE VAVA はなしでした。
キャンセル料のほうは、起点が店ごとに3日も違います。グランドニッコー東京 台場は3日前から100%で、しかも人数の変更も同じ扱い。一方でCAFE VAVAと望水楼 上野店は前日20%・当日80%です。
人数が変わりやすい集まりなら、ここを先に見ておくほうが安全です。
そのうえでプラン名のかっこの中を読めば、平日限定か土日祝も対象かが分かります。
オズモールで予約すると何が違うのか
同じ店を予約するとしても、探し方と表示のされ方に差が出ます。この記事を書くために使った範囲を4点にまとめました。
この記事の切り口そのものが①から出ています。滞在時間で絞った一覧がなければ、"同じ値段で2時間制と無制限が並んでいる"ことには気づけませんでした。
予約する前に確認する4つ
- プラン名のかっこの中 …「2時間制」なのか「滞在無制限」なのか。ここだけで同じ値段でも中身が変わります
- 曜日と組数 … 平日限定・組数限定・アプリ限定が付いていないか
- キャンセル料の起点 … 3日前から100%の店もあります。人数の変更が同じ扱いになる店もあります
- プランの販売期間 … 季節のアフタヌーンティーは期間が決まっています。行く日が期間内かを見てください
1つ目が、7店ぶん確認して一番はっきりしたことです。値段の欄を見比べても差は分かりません。差はプラン名の末尾、かっこの中に書かれています。
まとめ:値段ではなく、かっこの中で選ぶ
アフタヌーンティーを選ぶときに見るのは、値段でも写真でもなくプラン名の末尾です。2時間制なのか滞在無制限なのか、無制限なら終わりの時刻があるのか、平日限定か、組数の限定はないか。
この4つを読むだけで、当日ゆっくりできるかどうかがだいたい決まります。
個室で静かに過ごしたい場合や、夜の記念日を探している場合は条件が変わります。それぞれ別の記事にまとめてあるので、そちらも参考にしてください。
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プラン名の末尾を読むだけで、当日の過ごし方が変わります。
