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先に結論を書きます。
NordVPNの2年プラン(ベーシック)は、公式サイトに月580円と表示されています。
ただしこれは最初の27か月ぶんをまとめて払った場合の金額で、そのあとの更新価格は年21,960円、月あたりに直すと1,830円です。

つまり同じプランを使い続けると、途中で月あたりの負担が約3.2倍になります。
最初の27か月と次の1年を合わせた39か月でならすと、月あたり約965円です。

この記事では、3つのプランと3つの契約期間の金額を表にして、初回価格と更新価格を並べて確認します。
そのうえで、プランごとに何ができるようになるのか、実際にどんな場面で使うことになるのかを整理します。
使ってみた感想ではなく、2026年9月23日時点で公式サイトに表示されていた金額と機能一覧だけで書いています。

3つのプランと3つの契約期間。金額を全部並べます

NordVPNの料金は、プラン(ベーシック・コンプリート・エリート)と契約期間(2年・1年・1か月)の組み合わせで決まります。
プランが変わると使える機能が変わり、契約期間が長いほど月あたりの単価が下がる、という構造です。

そしてもうひとつ、表示価格とは別に「更新価格」があります。
最初の契約期間が終わったあと、次からいくらになるかという金額です。

  2年プラン
+3か月延長/最初の27か月
1年プラン
最初の12か月
更新価格
2回目以降・年額
ベーシック 15,660円
月580円
10,560円
月880円
21,960円
月1,830円
コンプリート 18,360円
月680円
11,760円
月980円
34,680円
月2,890円
エリート 26,460円
月980円
15,360円
月1,280円
45,960円
月3,830円
※ 2026年9月23日時点で公式サイトの料金ページに表示されていた金額です。公式に「消費税が適用される場合があります」と注記があります。1か月プラン(割引なし)はベーシック2,280円、コンプリート3,080円、エリート3,380円です。「月◯円」は総額を契約月数で割った金額で、更新価格の月額は年額を12で割ったものです。

2年プランには「+3か月延長」が付くので、最初の契約は27か月ぶんになります。
ベーシックの15,660円を27で割ると580円。
これが公式サイトに大きく出ている「月580円」の中身です。

一方、いちばん右の列が更新価格です。
ベーシックは年21,960円なので、12で割ると月あたり1,830円になります。

同じプランのまま、月あたりは約3.2倍になります

ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。
580円と1,830円を比べると、差は1,250円。倍率にすると約3.2倍です。
プランを変えたわけでも、機能が増えたわけでもありません。
最初の27か月に適用されていた割引が終わっただけです。

この点は公式サイトも隠していません。
各プランの金額表示のすぐ下に「更新価格は¥21,960/年」と書かれています。
ただ、比較記事やランキング記事では初回の月額だけが大きく扱われることが多く、更新価格まで並べているページはあまり見かけません。

公式サイトの表示金額を並べた図(この記事で作成)
公式サイトの表示金額を並べた図(この記事で作成)

では実際のところ、いくらだと思って契約すればいいのか。
最初の27か月と、そのあとの1年を足した39か月で計算してみます。

15,660円+21,960円=37,620円。
これを39か月で割ると、月あたり約965円です。

つまり長く使うつもりなら、頭に置いておく数字は580円ではなく約965円のほうです。
それでも1か月プラン(ベーシック2,280円)を39か月続けた場合の88,920円と比べると、51,300円の差になります。

契約したら更新月をカレンダーに書いておく
契約したら更新月をカレンダーに書いておく
更新のタイミングでプランを見直せる、という考え方もできます更新価格が上がるということは、裏を返せば「最初の契約が切れるタイミングが、続けるかどうかを決める区切りになる」ということです。

27か月使ってみて必要だと分かれば更新すればいいし、ほとんど使わなかったなら、そこでやめるという判断もできます。
契約したときにカレンダーへ更新月を書き込んでおくと、気づかないうちに更新価格で引き落とされる、という事態を避けられます。

最新の価格と更新価格を公式で確認する →

※ 更新価格は各プランの金額表示のすぐ下に記載があります

プランで変わるのは、VPN以外の機能です

3つのプランを見比べるときに大事なのは、VPNとしての基本部分はどのプランでも同じだということです。

通信の暗号化も、10台までの同時接続も、詐欺サイトやフィッシングサイトのブロックも、いちばん安いベーシックプランに入っています。
上位プランで増えるのは、ウイルス対策やパスワード管理、クラウドストレージといった、VPNの外側にある機能です。

できること ベーシック コンプリート エリート
通信の暗号化(VPN本体)
10台まで同時接続
詐欺・フィッシングサイトのブロック
メール漏えいの監視(最大5件)
ウイルス対策(デスクトップのみ)
広告とトラッカーのブロック(デスクトップのみ)
迷惑メール対策(Gmail・Yahoo!メール/デスクトップのみ)
迷惑電話対策/迷惑SMS対策(SMSはAndroidのみ)
パスワード管理アプリ
1TBの暗号化クラウドストレージ
固定IP
※ 2026年9月23日時点で公式サイトの機能比較欄に記載されていた内容をまとめたものです。対応OSの但し書きは公式の記載に従っています。迷惑SMS対策はiOSで近日利用可能予定と記載があります。

表を見てわかるとおり、上位プランの機能には対応OSの条件が付いているものがあります。
ウイルス対策・広告ブロック・迷惑メール対策はデスクトップのみ、迷惑SMS対策はAndroidのみ(iOSは近日利用可能予定と記載)という具合です。

スマホでしか使わない人がコンプリートプランを選ぶと、追加で払ったぶんの機能の一部が手元では動かない、ということになります。
プランを決める前に、この但し書きは確認しておいたほうがいいと思います。

プランごとに使える機能の一覧はNordVPNの公式サイトで比較できます。対応OSの条件が付いている機能もあるので、使いたい機能がある場合は但し書きまで確認しておくと確実です。

契約したあと、実際にどんな場面で使うのか

外のWi-Fiを使う機会が多い人ほど出番がある
外のWi-Fiを使う機会が多い人ほど出番がある

VPNは入れただけでは何も変わりません。
接続してはじめて働くものなので、「どの場面でオンにするか」を決めておかないと使わなくなります。

公式サイトが挙げている機能から逆算すると、出番があるのは次のような場面です。

カフェやホテルのWi-Fiにつなぐとき

誰でも入れる公共のWi-Fiは、同じネットワークに他人がいる状態です。接続を暗号化しておけば、その中を流れる通信を読み取られにくくなります

💻

外出先で仕事のファイルを開くとき

クラウドのファイルやメールを外のネットワークから開く場面。会社の情報を扱うなら、自宅以外ではオンにしておく運用が分かりやすいです

📱

家族の端末もまとめて守りたいとき

1つの契約で10台まで同時接続できます。自分のパソコンとスマホ、家族の端末を足しても上限に届きにくい台数です

怪しいメールのリンクを踏みそうなとき

詐欺・フィッシング対策はDNSの段階で危険なドメインをブロックする仕組みで、全プランに入っています

🔑

パスワードの使い回しをやめたいとき

コンプリート以上にはパスワード管理アプリが付きます。VPNとは別に契約していたなら、まとめてしまう選択肢になります

📁

ファイルのバックアップ先が欲しいとき

コンプリート以上には1TBの暗号化クラウドストレージが付きます。ストレージを別契約している人は、合計額で比べる価値があります

最後の2つは、実は料金の判断にも効いてきます。
パスワード管理アプリやクラウドストレージを別々に契約している人の場合、コンプリートプランにまとめたほうが合計は下がる可能性があるからです。

2年プランで比べると、ベーシックが月580円でコンプリートが月680円。
差は月100円です。
この100円でウイルス対策・パスワード管理・1TBのストレージが付くと考えると、別々に契約するより安くなる人はそれなりにいるはずです。

10台同時接続・30日間返金保証

1つの契約で、家じゅうの端末をまとめて守れます

NordVPNは1アカウントで10台まで同時に接続できます。自分のパソコンとスマホだけでなく、家族の端末やタブレットまで1つの契約でカバーできる計算です。外出先のWi-Fiを使う機会が多い人ほど、台数の上限が効いてきます。まずは自分がどのプランの機能まで必要なのかを、公式の一覧で確かめてみてください。

▶ NordVPNの料金プランを見る
※ 料金・プラン構成は変更されることがあります。購入前に必ず公式ページでご確認ください

契約前に確認しておきたいこと

30日間の返金保証は「試して返金する制度」ではありません全プランに30日間の返金保証が付いています。
ただしこれは、環境に合わなかった場合の保険として用意されているものです。

最初から返金を前提に申し込む使い方を想定した制度ではありません。
必要かどうかを見極めたいなら、まず1か月プランで試してから長期プランに切り替えるほうが筋が通ります。

そのほか、公式サイトの表示で押さえておきたい点が2つあります。

1つは税の扱いです。
料金表示には「消費税が適用される場合があります」という注記が付いています。
表示額がそのまま請求額になるとは限らないので、決済画面の合計金額を確認してから進めてください。

もう1つはプランの変更です。
申込後にプランを変えると注文の扱いが変わることがあります。
どのプランにするかは、購入前に決めておいたほうが手続きが単純です。

この記事で確かめていないこと

正直に書いておきます。
この記事は公式サイトに表示されている金額と機能一覧を整理して計算したものであって、実際に契約して接続した記録ではありません。
そのため、次の点についてはいっさい判断していません。

接続速度

回線・端末・時間帯・接続先で変わるものなので、契約していない立場で数字を挙げることはできません

🌎

海外からの利用

国やネットワーク環境によって結果が変わります。特定の動画配信サービスが見られるかどうかも扱っていません

💬

サポートの対応品質

問い合わせへの返答の速さや内容は、契約していないので分かりません

確かめられるのは、公式サイトに書かれている金額と、その割り算だけです。
そのうえで言えることがあるとすれば、「580円のつもりで契約すると、27か月後に驚くことになる」という一点だと思います。

まとめ

この記事の要点は5つだけ
  1. 2年プラン(ベーシック)は最初の27か月で15,660円、月あたり580円
  2. 更新価格は年21,960円、月あたり1,830円。同じプランのまま約3.2倍になる
  3. 39か月ならすと月あたり約965円。これが長く使った場合の実際の水準
  4. 1アカウントで10台まで同時接続。家族の端末を含めても1契約で足りる
  5. プランで変わるのはVPN以外の機能。暗号化と10台接続はいちばん安いベーシックにも入っている

長く使うほど得になる料金体系ではありますが、その「長く」の途中で価格が切り替わります。
そこを知ったうえで契約すれば、月あたり1,000円弱で10台ぶんの通信を暗号化できるサービス、という評価になります。

外でWi-Fiを使う機会が多い人、家族のぶんもまとめたい人にとっては、検討する価値のある選択肢だと思います。

料金とプラン構成は変わります。購入前に必ず公式で確認してくださいこの記事の数字は2026年9月23日時点で公式サイトの料金ページに表示されていたものです。
キャンペーンの割引率や更新価格、プランに含まれる機能は変更されることがあります。

購入する時点の正確な金額と、プランごとの機能の対応OSは、必ず公式ページでご確認ください。

最新の価格と更新価格を公式で確認する →

※ 更新価格は各プランの金額表示のすぐ下に記載があります